最近心に残った料理は、銀座マルウシミートのうにロール
写真撮らなかったので食べログから借りてきました
心に残る料理というのは正直なかなか出逢えない。出逢ってもすぐ忘れるので、心に残る期間は限られる。
それは舌という器官が脳に伝える情報が、目や耳から伝わる情報より少ないからだと思う。
映像や音は容易に思い出すことができるし、再現することもさほど難しくない。
それに比べると、味は難しい。
うにロールは確かに美味しかったけど
じゃぁその味や舌触り、温度、鼻を抜ける香りを思い出せるかといったら
無理だ。
なんとなく覚えてるけど、なんとも曖昧なもので、美味しかったからまた食べたい、程度である。
そしてあと2週間もするとそのことすら忘れる。
だから私が特別な日に選ぶお店のポイントはお料理の美味しさではない。
心地よいサービス、居心地のよい空間、目の前に広がる眺望、この3つ。
人間はリラックスしている状態の時記憶力が上がる。これは勉強や仕事でもそうだ。
緊張した中での会食の味なんて憶えていないどころか、何を食べたか認識すらしていないことがある。
だから、相手の心に残る食事をしたいときにはまず、リラックス出来る心地よいお店選びが第一。
モテる店とかキメる店とか色々あるけど
そういう小手先の技的な流行りのお店より、落ち着いた上品なお店の方が成功率は高いと思うんだけどな。
そして、そういう上質なお店をたくさん知ってる人が、私の中ではポイントが高い。
万人に共通する食というカテゴリーをどれだけ重視できるか、ビジネスでもとても役に立ちます。